マレーシアでの日常生活のマナーと注意点を徹底解説!

「マレーシアで日常生活を送るうえで気をつけるべきマナーは?」

「マレーシアで生活をする際の注意点が知りたい!」

多民族国家のマレーシアでは、異なる文化や人種のグループによって、マナーや注意点が異なります。

しかし、日常生活を送るうえで共通するマナーや注意点はあり、それらは日本のものとは異なるため事前に知っておく必要があるのです。

そうでなければ、無意識のうちに相手を不快にしてしまう可能性があります。

特に、イスラム教徒が国民の大多数を占めるため、右手で挨拶をするなど彼らの宗教を尊重した行動をとる必要があります。

記事では、マレーシアでの日常生活のマナーと注意点を中心に解説いたします。

これさえ知っておけば、ばっちりというものばかり紹介するので、ぜひ参考にしてください。

それではさっそく見ていきましょう!

マレーシアは様々な文化が混じり合う多民族国家

多くの日本人がロングステイや長期移住をしている国マレーシア。

そんなマレーシアは、多種多様な人物や文化が混じり合う多民族国家として知られています。

主にマレーシア人・中華人・インド人で構成されていますが、世界中から数多くの移民が集まっているため、日本人街や韓国人街などもあるのです。

つまり、日常生活のマナーはグループによって異なるということ。

例えば、中国語で「4」は死と音韻が似ている忌み数なので、華人に4のつくものを渡すのは避けるべきでしょう。

このように、文化的背景によってマナーや注意点は異なるため、完璧に事前学習はできません。

多くの方は、現地で生活をしながら少しずつ学んでいっているのです。

しかし、現地で生活を送るうえで共通のマナーや注意点もあります。

それらのマナーと注意点を知らずにいると、無意識のうちに失礼な振る舞いをしてしまい、現地の人を不快にさせる可能性があるのです。

そこでここからは、マレーシアでの日常生活事情とマナー・注意点を見ていきましょう。

何よりも大切なのが、現地の人々の考え方や文化を尊重し、マナーを学ぼうとする姿勢です。

「日本ではこうだった」や「私は日本人だから」などの考えは捨て、マレーシアでの日常生活になじもうとしましょう。

それが、マレーシアライフを楽しむ一番の近道となります。

知っておきたいマレーシアの国民性

「日本人は謙虚で自己主張が少ない」などのように、マレーシア人にも国民性はあります。

彼らの国民性を知ることで、マレーシア人との付き合いが楽になるかもしれません。

日本人と大きく異なる点は、マレーシア人は収入や宗教などパーソナルな質問をどんどんしてくるということ。

特に、収入を聞かれると驚くかもしれませんが、それはマレーシアでは一般的なことだと理解しましょう。

もちろん、答えたくない質問には回答する必要はありません。

また、マレーシア人は人前で恥をかかされるのをひどく嫌います。

そのため、友人関係でも相手を馬鹿にするような発言をするのは避けましょう。

他の外国と同様に、日本人と比べるとマレーシア人もまた時間にルーズです。

時間通りに到着しても、誰もいないということは多々あります。

また、イベントも時間通りに開催されることは少ないでしょう。

しかし、ビジネスシーンでは物事は時間通りに進むため、時間厳守を心がけるようにしましょう。

マレーシアでの日常生活のマナーと注意点

ここからは、マレーシア生活を送るうえで重要となる日常生活のマナーと注意点を見ていきましょう。

主に以下5つのポイントについて解説していきます。

・挨拶

・公共の場

・宗教

・ボディランゲージ

・避けるべき会話内容

外国人だからと多めに見てもらえる可能性はありますが、やはりマナー違反は避けるべきです。

また、その国の慣習やマナーを尊重した方が、現地の人に好まれます。

さっそく、事前知識を深めて現地の人々に歓迎されるようになりましょう。

挨拶

マレーシアでは、人種問わず挨拶の際に軽く握手をするのが一般的です。

これは対面したときだけではなく、別れる時にも行われます。

時に、握手をした後そのまま相手があなたの右手を相手の心臓に触れさせることもあるでしょう。

この行為は「心からあなたに挨拶をします」という意味を持ちます。

いきなり手を胸に乗せられたからと、びっくりして手を引っ込めるのは失礼なので注意しましょう。

挨拶での大きな注意点は、異性とは気軽に握手をしないということ。

イスラム教では、家族以外の異性に触れてはいけないと教えられるのが大きな理由。

ただ、マレーシア人全員がイスラム教というわけはなく、布を被っていないイスラム教徒もいます。

そのため、挨拶を主導してもらい、相手に合わせるのが一番でしょう。

もしくはどのように挨拶をすべきかと尋ねるのもおすすめです。

尋ねることで、あなたが相手の文化を尊重していることを示すことができます。

公共の場でのマナー

公共の場でのマナーはほとんど日本と同じです。

飲み食いしながら歩かない、目上の人に敬意を示すなどは、マレーシアでも当然のこと。

ただ、マレーシアならではのマナーもいくつかあります。

1つ目が右手を意識的に使うということ。

イスラム教では、左手は不浄なものと考えられています。

そのため、握手をするときやモノを渡すとき、現地の人と食事をするときなどは意識して右手を使用するようにしましょう。

また、指さしは非常に失礼な行為だと考えられています。

日本にいる時の感覚で、ついつい指さしをしてしまいそうになりますが、常に意識して止めるようにしましょう。

もし方向などを示したいときは、右手を握り拳にし、そのまま親指だけを伸ばして方向を示すのです。

この時も、不浄な左手ではなく右手を使用します。

極端な話、マレーシアでは利き腕に関わらず、常に右手を使うようにしましょう。

そして、頭をなでたり、ぽんぽんと触ったりしてもいけません。

小さな子の頭もなでてはいけませんし、左手でなでたりするのは絶対に避けるべき行為です。

宗教

マレーシア人の大半はイスラム教徒であり、国内には数多くのモスク(イスラム教徒寺院)があります。

世界的に有名なモスクも多く、一度は観光で訪れることになるでしょう。

日本人にとっては観光スポットのモスクでも、イスラム教徒にとっては神聖な場所。

そのため、モスクを訪れるときは最大級の尊重を行う必要があります。

基本的には、ショーツや短いスカート、肩が出る洋服など露出の多い洋服ではモスクに入れません。

有名なモスクの場合は無料でローブの貸し出しがありますが、マイナーなところだと入場さえできない可能性があります。

そのため、モスクを参拝する際は洋服に気をつけましょう。

モスクの中に入る前は、靴を脱ぎます。

信仰深いムスリム教徒は足を水もしくは砂で洗いますが、外国人は行う必要はありません。

ただし、神聖な場所なので靴下や足が綺麗であることを確認し、モスク内に入場してください。

汚れた足で入場することは、イスラム教を侮辱したとみなされます。

また、モスク内で避けるべき行為は以下の通りです。

・お祈りしている人の前を通らない

・コーランに触らない

・お祈りマットの上に座らない、立たない

・コーランを床に置かない

場所によっては、写真撮影も避けるべきかもしれません。

少し厳しいように思われますが、イスラム教徒にとってモスクは神聖な場所であり、私たちは彼らの文化を尊重する必要があります。

マレーシア国内にはイスラム教のほかにも、仏教などの寺院もありますが、そこでも同様に宗教を尊重した行動をとるようにしましょう。

友人を招待しての食事は要注意

食事面のマナーは日本と同様です。

特に、ドレスコード指定のレストランもなく、普通の格好で外食を楽しめます。

時々、フォークやナイフなどを出さないレストランがあり、その場合は右手の指2本だけ使い食事を行います。

お水が入ったピッチャーは、食事で汚れた手を綺麗にするためのものです。

食事面で最も注意するべきなのは、マレーシア人を呼んで食事会をするとき。

イスラム教では豚肉を食べるのを固く禁じています。

そのため、現地の友人と食事に行くときや自宅に招くときは、予め食べれないものを聞きましょう。

そのほか、仏教やヒンドゥー教など宗教によって禁じられている食べ物は異なります。

もし食事選びに迷えば、鶏肉料理を提供するのが無難です。

鶏肉やヒツジは、どの宗教でも食すのを許しています。

食事に関しての制約は、宗教や個人の信仰度によって異なるので、必ず事前相談しておきましょう。

政治の会話は避けるべき

マレーシア人は政治に関心を持っている人が多いので、よく自国の政府の批判を行っています。

その時に、相手が批判しているからと、外国人のあなたも批判するのは避けた方がいいかもしれません。

一緒になって批判するのではなく、相手の話に耳を傾け、日本の政府との違いなどを話してあげるといいでしょう。

基本的に政治や宗教は積極的に持ち出すトピックではありません。

相手に意見を尋ねられたら、最小限の回答だけ行い、自分から批判などを行うのはやめましょう。

また、マレーシアでタブーともいえるトピックが同性愛についてです。

マレーシアではイスラム法にのっとって、同性愛関係を厳しく禁じています。

2018年9月には、イスラム法違反となる同性愛行為をしたとして、2名の女性がむち打ち刑に処されました。

マレーシアのLGBT事情について意見を持つことはあるでしょうが、それをマレーシア人に伝える必要は一切ありません。

マレーシアでは英語が通じるから日常生活も安心

マレーシアの母国語はマレーシア語ですが、イギリス領時代だったこともあり、多くの方が英語を流ちょうに話せます。

特に、首都クアラルンプールや世界中から観光客が訪れる街などの英語使用率は高いです。

そのため、片言の英語でも理解してくれるので、コミュニケーション面で大きく困ることはないでしょう。

ただし、マレーシア人の使う英語は「マングリッシュ」と呼ばれる特有なもので、英語学習のために移住を考えているのなら、家庭教師や学校にも通う必要があるでしょう。

マレーシアでは低価格で豪華な住居を借りられる

マレーシアでは、家賃6~10万円で日本のものよりも、ずっと豪華な住宅を借りられます。

多くの方は、コンドミニアムと呼ばれるマンションを借りることになるでしょう。

住宅選びでは、セキュリティを重視してください。

コンドミニアムでも24時間警備員がいるところがおすすめ。

10万円も払えば、24時間警備員付きの寝室2~3室がついたコンドミニアムを借りることも可能です。

食品などの物価は日本の約3分の1と非常に安いため、安全を買うという意味でも、妥協しない住宅選びを行いましょう。

治安や運転状況は日本より悪いので要注意

マレーシアは比較的治安の良い国として知られていますが、それでも日本よりは治安が悪いです。

外務省によると、2016年にマレーシア国内で起きた犯罪数は以下の通りです。

・殺人:456件(人口10万人あたりの発生率は日本の約2倍)

・強盗:14,453件(人口10万人あたりの発生率は日本の約25倍)

・強姦:1,886件(人口10万人あたりの発生率は日本の約7倍)

諸外国と比べて治安は良いですが、やはり日本と比べると治安は悪いでしょう。

強盗などを予防するためにも、セキュリティ万全の住宅選びが必要となります。

また、マレーシアでは子どもを誘拐する犯罪が起きています。

そのため、近所の公園でも子どもを1人で遊ばせてはいけません。

実際に、現地に住む日本人の方は、子どもの学校の送り迎えを欠かさず行っているのです。

もう1点注意したいのが、車の運転。

マレーシアは公共交通機関もありますが、多くの方が車を所有している車社会。

車を持っていた方がずっと便利なので、車を所有することになるかもしれません。

しかし、マレーシア人の運転はとても乱暴です。

スピードを出すのはもちろん、走行車線からの追い越し、ウインカーを出さずに車線変更するなどは頻繁に起きます。

また、信号が少なく合流が多いのもマレーシアの大きな特徴。

日本よりも事故に遭う確率は高いので、マレーシアで運転する際はより慎重になる必要があります。

運転が怖いという方は、あえて車を持つ必要もないでしょう。

幸いなことに、マレーシアはタクシー初乗り料金が約100円と非常に安いです。

タクシーを交通手段として利用するのも1つの方法です。

現在はGrabというUberに似たサービスもあるので、身元確認されたドライバーをアプリ上ですぐに発見できます。

あなたに合った交通手段を選ぶようにしてください。

まとめ

外国人なのである程度のマナー違反は許されますが、やはり長期滞在をするうえでは、現地のルールに従う必要があります。

特に、マレーシアはイスラム教徒が多いため、宗教に合わせた行動をとるようにしましょう。

常に心がけておきたいのが、現地の人々と一緒にいるときは、不浄な左ではなく右手を意識的に使用することです。

あとは常識ある行動を心がけ、徐々に現地のマナーや注意点を身に着けていきましょう。

マレーシアは新日家が多く、物価も安いので日本人は生活しやすい国です。

マナーを守れば、現地の友人も作りやすいので、ぜひ今回紹介したことは意識してください!

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