マレーシアで銀行口座は作れる?日本から移住した際の銀行口座の作り方

「マレーシアでどうやって銀行口座作ればいいの?」

「どの銀行がいいんだろう?」

マレーシアへ移住するとなると、現地で銀行口座の開設を行うことになるでしょう。

特に、MM2Hビザ取得のためには、銀行口座の開設が絶対条件となっています。

ただ、外国で銀行口座を作るとなると、手続きや各銀行の特徴が気になりますよね。

そこで記事では、マレーシアでの銀行口座の作り方と必要書類、主要銀行の特徴、日本国内で作れるのかどうかなどの疑問を解説していきます。

ぜひ記事を参考に、マレーシアで円滑な銀行口座開設を行ってください。

それではさっそく見ていきましょう!

ロングステイ者はマレーシアで銀行口座を絶対に作らなきゃいけない

マレーシアの永住権は持っていないものの、長期滞在を希望する方は、MM2Hという10年間のビザを申請することになります。

MM2Hは年齢制限がなく、更新を繰り返すことで、20年30年とマレーシアへの長期滞在が可能となるのです。

そんなMM2Hビザを申請するためには、現地で銀行口座の開設が条件となります。

仮承認が下りたあと、開設した銀行口座に、以下の金額を現地の口座に定期預金する必要があるのです。

・50歳未満:RM30万
・50歳以上:RM15万

2年目以降は、家の購入や医療費目的、同行している子どもの教育費目的でのみ、50歳未満の方はRM15万、50歳以上の方はRM5万の引き出しが可能。

RM30万は日本円にして約800万円という大金ですが、これは経済証明のために必要なもの。

ただ、800万円の預金を置きっぱなしにすると損のような気がしますよね。

でも、マレーシアの定期預金金利は3.35~4%ほど。

金利3.35%とすると、1年目で26万8千円、10年で268万円の利息を得られるということ。

この金利の高さは非常に魅力的で、金利目当てにMM2Hビザを取得する方もいるほどです。

大金の流動性こそ失いますが、解約したときに大きなメリットを得られるので、日本の銀行に預けっぱなしにするよりも大きなメリットはあります。

マレーシアでの銀行口座の作り方

MM2Hビザを取得するためには、マレーシア国内の銀行に定期預金をする必要がありましたよね。

ただ、実際にどのような手順で銀行口座を作るのか気になると思います。

そこでここからは、マレーシアでの銀行口座開設に必要な書類とその手順を解説します。

ぜひ参考にして、銀行開設の不安を取り除いてください。

マレーシアで銀行口座開設をするための必要書類

銀行口座開設のために必要な書類は、あなたのビザの種類や開設予定銀行などによって異なります。

例えば、就労ビザでマレーシアに滞在する場合は、パスポートと雇用契約書だけで口座開設できることが多いです。

MM2Hビザ申請の場合は、基本的に以下の書類が必要となるでしょう。

・仮の承認書類

MM2Hビザに必要な書類を全て提出すると、移民局よりの仮の承認書類が送られてきます。

この仮の承認書類があることで、現地の保険に加入できれば、銀行口座の開設ができるようになるのです。

・パスポート

・最低限の預金金額

銀行口座を開設するためには、最低限の預金をしておく必要があります。

最低預金額は銀行によって異なりますが、基本的にはRM1~RM5,000ほど。

銀行に向かう前、少しばかりの日本円をリンギットに換金しておくといいですね。

・雇用契約者

就労ビザで銀行口座を開設する際には、雇用契約書が必要となるでしょう。

また、会社の住所や給与などの記入が求められる可能性があります。

就労ビザの場合でも、MM2Hビザと同様、最低限の収入ラインが設定されている場合があるのです。

・写真付きの身分証明書(免許証など)

銀行によって必要書類は異なるかもしれないので、とりあえず仮承認書書類とパスポートを持って銀行に行ってみましょう。

もし書類が不足している場合は、担当が丁寧に教えてくれるはずです。

ステップ1:銀行を決める

日本と同様に、マレーシア国内にも数多くの銀行があります。

そのため、まずは主要銀行の特徴を抑え、あなたに合った銀行を選びましょう。

後ほど、各銀行の特徴を詳しく解説しますが、おすすめは以下の条件を満たすもの。

・預金利率が高い
・支店数とATMの数が多い
・アプリやオンラインサービスを提供しているもの
・特典が優れているもの

特に、預金額に応じてサービスの変わる特典にこだわってみるのがおすすめ。

MM2Hビザの場合は、多額の金額を長期間預けることになります。

そのため、銀行によっては大きな特典サービスを得られるかもしれません。

また、オンラインバンキングがあれば、個人情報の変更や送金、残額確認などすべてアプリ上で行えます。

あるのとないのでは便利さが大きく異なります。

ニーズは個人によって異なるので、使い勝手の良い銀行選びをするようにしましょう。

ステップ2:現地へ向かう

仮申請書を受け取ると、現地へ向かう必要があります。

実際に銀行に向かい、開設手続きを行いますが、日本とは異なりスムーズに手続きが進むとは限りません。

基本的に、審査は2~3日で終了します。

しかし、これまでバケーションシーズンと重なって、審査に3週間以上かかったケースもあるようです。

保険加入や住宅選びもかねて、2週間ほどマレーシアに滞在した方がいいでしょう。

マレーシアのホテルはお手頃価格で、高級ホテルの代表格グランドハイアットでも1泊5,000円以下で宿泊できるのです。

もちろん、ホテルのグレードを下げれば、さらにお手ごろな値段になりますよ。

また、キッチンや調理器具がついたサービスアパートメントホテルに滞在して、コストを抑えるという方法もあります。

口座開設がスムーズに行われる可能性は低いと考え、滞在時期に余裕を持たせましょう。

ステップ3:MM2Hビザ開設の旨を伝える

銀行に到着すると、担当にMM2Hビザのための手続きに来たと伝えましょう。

そうすると、英語での記入書類などが渡され、必要手続きに進むはずです。

多くの銀行では、定期預金開設前に普通口座の開設を行うことになります。

開設に必要な書類を渡し、書類への記入も終えたら、審査を待つだけ。

基本的には、営業日2~3日で終わるでしょう。

ステップ4:口座へお金を入れる

口座の開設が終れば、あとは送金を行うだけ。

1つ注意したいのが、定期預金分のお金を現金で持ち込まないということ。

マレーシアの治安は比較的安全ですが、やはり盗難の可能性は高くあります。

盗難防止のためにも、まとまった現金を持ち歩くのはやめましょう。

おすすめの送金方法は主に以下の2つ。

1つ目は、家族などに国際送金を行ってもらうこと。

ただし、銀行を通しての国際送金は大きな手数料がかかってしまいます。

そこで、個人的におすすめしたいのが、2つ目の方法Transferwiseを使用すること。

Transferwiseは国際送金サービスで、一般的な銀行と比較して最大8倍安いコストで、海外送金を行えるのです。

送金も24時間以内に完了され、資金は100%保全されている海外在住者に人気のサービス。

アプリでの使用も可能で、日本にいるうちにアカウントの製作と本人確認を実施し、口座開設が終了するとアプリ上で送金を実施すると良いですね。

まとまった額を他人に預けるのは不安という方は、利用を検討したいサービスです。

また、マレーシア移住後も日本円でお金を受け取る予定のある方は、Transferwiseは重宝するサービスとなるでしょう。

どの銀行で作る?マレーシア主要銀行5つの特徴

マレーシアの銀行を調べたくとも、英語表記でなかなか理解できないという方もいると思います。

そこで、今回はマレーシアの主要銀行5つの特徴をじっくり解説したいと思います。

ぜひ、銀行選びの参考にしてください。

1.Maybank

マレーシアの銀行と言えばメイバンク。

マレーシア国内にある最も大きな銀行と言っても過言ではありません。

普通口座から定期預金口座、子ども用の貯蓄サービスまで取り揃えられています。

定期預金の金利は60か月で3.60%と非常に高いです。

また、Maybank Appという送金や残高チェックなどができるアプリもあれば、Sansung PayというメイバンクVISAクレジットカードなどを登録するとスマホで決済できるアプリもあります。

口座開設を行うとデビットカード/ATMカードの申し込みが可能となります。

カードの年会費は無料のものが多いですが、毎年RM8を支払うことで、ATM引き出しが無制限になるタイプもあるのです。

オンラインサービスも充実しており、支店数も多いため、バランスのとれた銀行と言えるでしょう。

2.CIMB

マレーシア国内に1,300万人の顧客を持ち、数千の支店がある人気の銀行です。

そのため、簡単に支店を見つけられるでしょう。

普通預金や定期預金など商品バラエティも豊富。

定期預金の利率は非常に高く、キャンペーン期間中などは4.4%になることもあります。

また、カードの種類も豊富で、例えばTESCOで使用するとポイントの貯まるものがあるのです。

アプリもあり、オンラインバンキングも可能。

商品の豊富さ、支店とATM数が多いこともあり、地元の人や在住者に人気のある銀行です。

3.Public Bank Berhad

1966年に創立された歴史ある銀行です。

支店数はそれほど多くはなく、利率も3.35%ほどと平均的。

この銀行の魅力は、豊富なプロモーションでしょう。

例えば、クレジットカードで支払うことで割引を得られたり、商品や旅行が当たったりするプロモーションがあるのです。

メイン銀行として使用するには、少しばかり弱い気がしますが、口座とカードを持っておいても損はしないでしょう。

4.RHB Bank

豊富な種類の金融商品を取り揃えている銀行です。

マレーシア国内で4番目に大きな銀行で、約200支店があります。

住宅ローンなど魅力的なものが多いですが、いくつかはマレーシア人もしくはマレーシア在住者のみだけしか利用できません。

MM2Hビザ取得前は開設できないかもしれませんが、取得後は目を向けてみる価値のある銀行です。

5.HSBC

イギリスに本社があるグローバル銀行の代表格。

利率は期間によって異なりますが、4%を超えることもあるほどです。

そのため、定期預金銀行選びとしては良い候補となるでしょう。

また、後ほど詳しく解説しますが、HSBCの口座は日本にいながらも開設できていました。

預金利率も高く、現在でも日本にいながら開設できるとすると、MM2H取得目的の口座開設としておすすめです。

マレーシアで銀行口座を作る際の、よくあるQ&A

外国で銀行口座を作るとなると、様々な疑問や悩みが出てきますよね。

日本にいながら銀行口座は作れるのかどうか、学生ビザで口座を作れるのかなど。

そこでここからは、マレーシアで銀行口座を作る際に、よくある質問や悩みに回答していきたいと思います。

それではさっそく、見ていきましょう。

1.日本国内にいながら銀行口座は作れる?

理論的に言えば、オンライン上でマレーシアの銀行口座を開設することは可能です。

例えば、メイバンクやHSBCはいくつかの商品に限り、支店に出向かずに口座開設できます。

ただし、これには落とし穴が1つあります。

オンライン開設をするためには、すでにその銀行の口座を持っている必要があるのです。

ビジネス口座や両親が口座を持っていたりすると、日本国内にいてもマレーシアの口座開設ができるかもしれません。

しかし、多くの方はそれは現実的な手段ではないでしょう。

やはり日本にいながら、マレーシアで口座開設を行いたい場合は、HSBCを利用するのが現実的かもしれません。

ただ、プレミアム口座が廃止されているようなので、現在も日本国内にいながら口座開設できるのかは不明です。

まずは、代行業者に尋ねてみてください。

2.学生ビザでは銀行口座を作れない?

MM2H以外でも、就労ビザがあれば現地で銀行口座の開設は行えます。

しかし、観光ビザや学生ビザの場合は、基本的にマレーシアで銀行口座は持てません。

もし学生ビザなどで長期滞在をする場合は、日本のクレジットカードやデビットカードに頼ることになるでしょう。

マレーシアでは、VISAやMasterCard、そしてJCBなどの使用が可能です。

お店での支払いはもちろん、ATMでリンギットを引き落とすこともできます。

盗難やスキミング被害に遭う可能性も考慮すると、クレジットカードとデビットカードを数枚持っておくと安心ですね。

3.言語が不安だけど大丈夫?

マレーシアでは広く英語が伝われており、特に大きな銀行となると流暢な英語で説明をしてくれます。

片言の英語でも十分に理解してくれるので、手続きの心配は必要ないでしょう。

もし不安ならば、Google翻訳などのアプリを活用するのがおすすめ。

今は、昔よりもずっと翻訳精度が高まっているため、大きなサポートとなってくれるはずです。

また、銀行口座開設の代行業者もあります。

ただし、銀行口座開設だけの代行をやっているところは少なく、原則的にMM2Hビザ申請の代行をする必要があります。

まとめ

マレーシアへの長期滞在を考えている方は、現地で銀行口座開設をすることになるでしょう。

MM2Hビザ取得の場合は、パスポートと仮の承認書類を現地の銀行に持っていくと、手続きに進みます。

口座開設にかかる期間は明確ではないので、2週間ほどは現地に滞在するのがおすすめ。

また、各銀行の特徴を比較して、あなたに合ったものを選ぶようにしましょう。

一度は、各銀行のホームページに目を通してみてください。

マレーシアで円滑に銀行口座開設できることを願っています。

参考
MM2H

Banking

Transferwise ”How to open a bank account in Malaysia”
https://transferwise.com/gb/blog/opening-a-bank-account-in-malaysia

Maybank2u
https://www.maybank2u.com.my/home/m2u/common/login.do

CIMB Bank Malaysia
https://www.cimbbank.com.my/en/personal/index.html

Public Bank Berhad
https://www.pbebank.com/

RHB Bank
https://www.rhbgroup.com/

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